- 国分くんレコ発と和音のハナシ
- 2010.06.26 [saigenji]
-
昨日はモナレコードにてライブでした。この日は友人の国分勇くんというシンガーソングライターの記念すべき1stシングル発売記念!おめでとう!
僕も対バンとして歌わせてもらいましたセットリスト
1イッツ・トゥー・レイト2UNDERCURRENT
3弧動
4BUT BEAUTIFUL(ジャズスタンダード曲)
5風の轍
6ハミングバードワルツ
7ミュージック・ジャンキー
国分くんはトリオでピアノ、ギターと弾き分け、多彩な曲とアレンジで素晴らしい。先輩のシンガーソングライター、ハシケンさんを彷彿とさせる瞬間もあり、今後がとても楽しみなミュージシャンです。しかもすげーいい奴なんです。何故かブラジルにも訪問済み。楽しいイベントでした!
閑話休題。
最近今更ながらスタンダードジャズ曲(特に歌もの)の魅力にはまっており、中でもお気に入りのBUT BEAUTIFULを歌ってみました。歌った瞬間に客席(もちろん僕も)が柔らかいリラックスした空気になったのに驚きました。やっぱりスタンダードってすごいね。なんか曲自体が絶対的な「愛」を持っている気がします。あと特に僕みたいな即興がライブの重要な要素のミュージシャンにとってジャズのイディオムはしっくり来ます。
さて僕の作曲する曲のほとんどはいわゆるブラジル音楽的な感性のツボの和声(コード)が大半を占めていると思うんですが、ブラジル的な和音ってジャズの和音の美学のツボとは似てるようでまるで違うんですね。もちろんお互いに影響を与え合っていますが。簡単にいうならブラジル音楽のコードはオープン(明るい響きの)な不協和音 、ジャズはクローズな(ほの暗い響きの)不協和音。同じ不協和音でも感覚のツボが全く違う気がします。キーもブラジリアンは♯系が多いし、ジャズは♭系が多い。まあブラジリアンがアコースティックのガットギターが音楽の基本になってて♯系が弾きやすく、ジャズの花形楽器であるサックスの基本キーがB♭だってのも大きいんでしょうが...
その和音のツボの違いがブラジル音楽の美学である「SAUDADE(サウダージ=郷愁)」という感覚、ジャズでいうところのブルージーという感覚の美学の根幹を成している重要な要素という気がします。
僕自身が最近この「ジャジー、もしくはブルージー」という感覚に惹かれているらしいんですな。これは自分にとってはかなり大きな変化で、朝ご飯が納豆ご飯からアメリカンブレックファーストに変わったぐらい(笑)画期的なんですが、なにぶんまあ一朝一夕に身に付く感覚ではないのでのんびり熟成させて行こうと思ってます。
ただうちでジャズを弾き語っているのは本当に楽しいんですよね。ので少しずつライブに還元していきたいっす。
最終的に全てがごっちゃになってガンボスープみたいになればいいですね。



